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夏の妹

もう止めようよ、と思いつつ大島渚の「夏の妹」を観たわけです。
いや、これが意外に収穫でした。

お話としては、腹違いの兄(かもしれない)に会うため、返還直後の沖縄に行った少女を巡るストーリーです。

主人公の少女役は栗田ひろみ。そして、お兄ちゃんは石橋正次。えーと、こんな作品を大島渚が撮るなんて。はい、それで終わるわけありませんよね、大島渚だし。

石橋正次のお母さん(小山明子)を中心に、栗田ひろみのお父さん(小松方正)と沖縄の幹部警察官(佐藤慶)の三角関係が起きたり、小松方正の婚約者(りりィ)が石橋正次とくっつきそうになったりと、まあひと波乱もふた波乱もあります。

さらに、そこに沖縄戦の生き残り(殿山泰司)が、大和民族として責任を取るために殺されにやってきて、やはり沖縄戦の確執からヤマトンチューを殺そうと狙っている戸浦六宏と意気投合。えーと、どんどん話がグダグダになっていくんですけど。っていうか、いつもの大島渚節が出てるだけか。

とはいえ、この映画が光るのは、間違いなく栗田ひろみのアイドル映画として機能していること。正直、これが映画デビューの栗田ひろみは、学芸会レベルの演技で唖然とさせてくれますが、それでもキラキラ光っています。なんていうかオーラが違うとでも言えばいいんでしょうか。

結局、大島渚の伝えたい思想なんかは、ぜんぜん分かりませんでしたが、まさに「夏の妹」という言葉からイメージされる甘酸っぱい雰囲気だけは十二分に堪能できましたよ。

それにしても「戦場のメリークリスマス」も、結局は坂本龍一、デビッド・ボウイ、そしてビートたけし「だけ」の映画になってしまったように、大島渚の場合、どうも役者の存在感に圧倒されてしまう性質があるように思えてきました。

もちろん、逆に言えば、それだけ役者のいいところを見抜く才能があるとも言えるワケですから、変に闘争的にならずに、大林宣彦監督のように叙情的な作品を撮っていたら、もっと好きになれたのになあ。


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