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貞操問答 第七回 戯恋馬上行

「戯恋馬上行」。なんかすごいタイトルだな。書き出しはこんな感じ。

ここらあたりは、スカンジナビアかどこか、北欧の景色に似ているという、薄白く霧のかかっている草野原で、土地の女の子が撫子をつんでいる。
「このへんでお休みになりませんか。」
 若さで、はち切れそうな青年紳士が、先へ打たせている同じ馬上の夫人に呼びかける。


場所は軽井沢。馬上の夫人というのは、あのタカビーな前川夫人なんですけどね。そして青年紳士は、夫人の遠縁にあたる「逸郎さん」。ちなみに苗字はまだ不明。どうやら、夫人は、

近代的で、スポーツマン・タイプで、清秀で明るい感じのこの青年

彼女の「足下」にひざまずかせようという

意図があるようですよ。まあ、金持ちで自分の美貌に自信タップリな女性にありがちですよね。夫人は逸郎さんに、別荘に泊まるように言います。東京じゃロクに相手にもしてくれないくせに、と文句を言う逸郎さん。夫人は答えます。

「ほほほほほほ。じゃ軽井沢だけの男友達でいいじゃないこと、ほほほほほ。」
 夫人は、その美しい長身をくねらせながら笑いこけた。


ほほほほほほ。そんなこんなで、よく分からないけど、馬を疾走させちゃう前川夫人。ぱからっぱからっ。ひひーん。

ちょうど、別荘から出て来た新子と、折悪しく夫人の馬とが、出会頭になったのだ。

交通事故です。もっとも新子は軽傷。逸郎さんが新子の心配するのをよそに、夫人は不機嫌そうに行ってしまいました。、

「何でもございませんの、私、ぼんやりしておりましたので、随分驚いてしまって……痛っ……」シャンとしようとすると、足首が痛かったので、彼女は思わず声を立てて、青年の肩にすがった。

うわっベタだ。ベタ過ぎます、菊池先生。ともあれ逸郎さんは、

「誰でも、あわてますよ。こんな道で、あんなに駈けさせるんですもの……」
 夫人の高慢な態度を、新子に代って非難するように、新子を慰めつづけた。

だそうです。ちなみに次の章タイトルは「圭子の仕事」。どうやら舞台は軽井沢から離れるみたいですね。
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