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貞操問答 第6回 不当な謝礼

はい、前川夫人から、家庭教師というより小間使い扱いをされてしまった新子の続きです。

「奥さまが、お食事は家族だけでなさりたいとのことで、今晩から貴女は別に差しあげることになりました。」

そのように女中さんから、言い渡されガガーン。

(その方が、いい。その方が気楽だわ)と、思いながらも、新子はひどく淋しかった。

もちろん子供たちも、ステキな家庭教師の新子が食卓に来なくて、寂しそうです。しかし、前川夫人はピシャリ。

「ねえ、貴君達だって、パパとママと四人ぎりの方がいいわねえ。ほかの人がいたら、窮屈でしょう。ねえ。」といった。小太郎と祥子とは、びっくりしたように、母の顔を見上げたが、ママの顔が、その優しい言葉に引きかえて、厳しいので、
「うん。」と、いってしまった。


こ、怖ぇー。と、そうこうしていると、いきなり祥子が発熱。もちろん、前川夫人は、たとえ自分の子といえ、病床につきっきりで看病するタマではないので、イキオイ新子が寝ずの看病をするハメに。ちなみに、ロリコンにも配慮を忘れない菊池先生は、サービスフレーズを用意していますよ。さあ味わえ。

「先生、祥子胸がくるしいの。さすって頂だい!」と、すぐ甘えかかった。
「ええ。どこが。」
「ここんとこ……」と、さも悩ましげに、掛ぶとんをおしのけて、左の胸を指した。


……。ま、それはともあれ、そんな新子の姿に感動してしまう準之助氏は新子を呼び出して言います。

「今、僕部屋をのぞきに行ったの、知っていますか。」

いや、知らない。それに威張って言うことじゃない。

「子供達が、貴女をまるで、母親のようにして、甘えているんで、僕は扉を開けずに、上へ帰って来たんですよ。」新子は準之助氏の視線を避けるようにして、答えなかった。答えようもなかった。
「僕は貴女にお礼をしたいんです。」


新子がそれをやんわり断ると、準之助氏は続けます。

……僕にお礼をさせて下さい、でないと、僕の感情が、どんなふうに爆発するか分りませんよ。」

そして、新子が自分の部屋にもどり、渡された封筒を見ると、そこにはトンデモない大金がっっ!!!
あ、先を読んでないので「多分」ですけど。ちなみに菊池先生の文章では、

それは、思いがけない不当な大金であった。

ということで。
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