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お受験について2

えーと、なんで高校入試じゃなく中学入試なのかの前に、ちょっと付け足しを。前回、AO入試について、

この流れは高校生にとっても悪い話ではありません。なにしろ受験勉強を(あまり)する必要もなく、さらにうまくすれば夏休みくらいに合格が決まったりするんですから。あとは遊び放題というもんですよね。

と書きましたが、これは高校生にとって、ちょっとキツイ言い方でしたね。そもそも大学(というか大人)の都合で始まった入試制度ですから。けっして高校生が主体的に始めた制度じゃありません。

今の就職風景を見ていても感じますが、試験・選考の早期化は、当の学生・生徒たちにとって、百害あって一利なしだと思います。高校生で言えば、早く進学先が決定してしまうことによって、肝心の学習を深める前に、そのモチベーションを失ってしまう。結果、大学に進学したあとに、「最近の学生は質が落ちたね」とか罵られてしまうんじゃたまったもんじゃありません。大学生でいえば、それこそ就職活動が3年生から始まるので、ロクに勉強が進まないうちに、就職活動に狂奔することになる。結果、うん大学で勉強したな、という実感を持てないまま、4年生を過ごし、社会に出ていかなければならない。これってヒドイ話です。

それに前回のエントリーに書いた中堅大学の入試制度の複雑さを見ても分かるように、結局、大学が考えているのは「高校生に多様な入試機会を与えたい」というよりは、切れ目なしに値下げキャンペーンを行っている牛丼屋さんみたいなもんで、狙うはシェア拡大というのが本質でしょう。ついでに、大学入学後は、キャリア支援という名目で、学生に自分探しをさせ、少しでもいいところに就職させようとする。つまりは、これも学生のためというよりは、自分の大学のブランド価値を高めたいからに他なりません。

いや、ここで「ちょっと待て」と反論する人がいるかもしれません。大学っていうのは、決して就職予備校じゃない。学問と真理を探求する場で、全人格的な教育を行う崇高な場なんだ、と。

でも、それはオカシイ話です。少なくとも資本主義の日本において、カローラとレクサスが同じ値段だということはありえません。原料費などはメーカーの都合なのでさておき、消費者にとって、付加価値が違うからこそ、カローラより高いお金を出して、レクサスを買うんじゃありませんか。だとしたら、大学だってその「教育」の付加価値に応じて、学費が違っていなければ嘘というものです。

でも実際には、底辺と呼ばれる大学の学費に比べて、東大の学費が数十倍になっていたりはしません。もちろん国立と私立の違いはありますが、基本的に医学部・芸術系などを除けば、わりと横並びな学費になっているという現実があります。それは、何を意味するかというと、結局のところ「大学の教育によって学生の能力が大きく伸びたりはしない」ということだと思います。

もちろん、社会に卒業生を送り出す時には、優秀な学生を送り出す必要があります。そうしなければ大学のブランド価値は上がらないし、ましてブランド価値が下がっていけば廃校の危機すらありえますから。だけど、大学の教育によって、学生の能力が伸びないのであるとすれば、どうやって優秀な卒業生を送り出せばいいんでしょう。

はい、簡単です。優秀な受験生を入学させればいいんです。例外はあるにせよ、優秀な受験生は、優秀な学生でありつづけ、優秀なまま卒業していきます。じゃあ組織としての大学がやるべきことは、ただひとつ。どんなことをしてでも、少しでも優秀な学生をかき集めろ。ただそれだけです。

結果として、大学の入試というのは、かつてのような「一発試験」で競いあうものではなくなってしまいました。とにかく、どんなルートであろうが、どんなに早期であろうが、優秀(そうな)受験生・生徒をかき集めるしか、生き残る道はない。

そんな時代に、今の子供たちは生きています。

次こそ、「なんで高校入試じゃなく中学入試なのか」を書きます。

【注意事項】
こと話題がお受験がらみになると、とってもステキに過剰反応される方がいらっしゃいます。なので、実際の「いくらおにぎり」をご存知で、これを読んでいる方は別として、このお受験話は、あくまでフィクションということでお願いします。実在の人物・団体にはいっさい関係ありませんから、そこらへんよろしくです。
もしかしたら、「いくらおにぎり」はマグロ漁船に40年乗ったおじいさんかもしれないし、高校卒業後、ハーバード大学とMITを卒業して、現在はニューヨークに住んでいる独身男性かもしれません。もっといえば、妄想力に秀でた中学2年生の女子な可能性だってあるかもです。ともあれ、全てはフィクションということで、ひとつ。
あと、愛のないコメントは無しの方向で。気が弱いので心がポキっと折れちゃいますから。
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